佐佐木信綱顕彰会

- 佐佐木信綱顕彰会は、佐佐木信綱を顕彰することを通して社会文化の発展することを目的としています。
- 毎年信綱祭を開催し、佐佐木信綱顕彰歌会、講演会、地元小学校での記念行事を行っています。
- 信綱かるた、信綱紙芝居、弘綱(信綱の父)紙芝居をつくり、広く皆さんに親しんでもらっています。
- 顕彰会では信綱の短歌に広く親しんでもらうため、平成16年に「信綱かるた」をつくりました。
- 毎年1~2回機関紙『うのはな』を発行しています。
- 「石薬師歌会」「桐の実短歌会」「心の泉」の3つの短歌サークルがあり、短歌づくりの活動をしています。
- 顕彰会では、賛助会員(一般賛助会員・特別賛助会員)、ボランティアを募集中です。
名称 | 佐佐木信綱顕彰会 |
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代表者 | 堀 千明 ほり ちあき |
nobu24@mecha.ne.jp | |
特別賛助会員 | [特別賛助会員名簿] |
顕彰の歴史
鈴鹿市石薬師町の浄福寺に建立された。これを機会にして弘綱の顕彰が行われるようになった。
昭和38年(1963)信綱が亡くなると、信綱の顕彰へと移行した。
したがって、顕彰は百年以上の長い歴史をもっている。
弘綱の顕彰
弘綱の記念碑は、貴族院副議長もした東久世通禧の揮毫によるものであり、
除幕式には三重県知事等約500名が参加して盛大に行われた。
その後毎年、「碑前祭」が信綱のほか門人、石薬師小学校の全児童も参加して行われた。
献詠の歌が朗詠され、「碑前祭の歌」を合唱した。子供達には信綱から記念品が贈られた。
信綱顕彰への移行
昭和38年(1963)12月、信綱が亡くなると顕彰の機運が一段と高まり、翌年には「佐佐木信綱顕彰会」が発足した。
昭和45年(1970)、弘綱が東京に出る際売られた生家が鈴鹿市によって元の場所移設された。
これとともに顕彰会は「佐佐木信綱保存会」と改称した。
昭和46年には第一回佐佐木信綱顕彰歌会が開催された。更に昭和61年資料館が建設され、資料館、生家、土蔵、信綱寄贈の石薬師文庫で構成する佐佐木信綱記念館が整った。
平成12年、「佐佐木信綱保存会」を再度改称して「佐佐木信綱顕彰会」とした。
現在任意団体として役員数23名により広く信綱の顕彰中心に地域の文化向上に諸行事を主催しボランティア活動を実施。
佐佐木信綱顕彰会の活動状況
1. 信綱祭
① 佐佐木信綱顕彰歌会
・小・中・高校生ならびに一般を対象に短歌を募集し、歌会を開催している。(場所は鈴鹿市文化会館他)
・応募総数は、全国から年々増えており、2000首を超えている。
② 講演
信綱あるいは信綱の父・弘綱を研究している方を講師として招き、講演会を開催している。
➂毎年3月鈴鹿市役所ギャラリーで受賞短歌他展示
2. 短歌づくり指導と短歌教室
小学校へ出向いて短歌づくりを指導している。(石薬師小学校)
市内中学校中心に実施
3. 信綱かるた競技
幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校、公民館、老人介護施設などへ出向いて信綱かるた競技を行っていたがコロナ以降小学校のみ。
4. 信綱紙芝居、弘綱紙芝居の実施
幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校、公民館、老人介護施設などへ出向いて、信綱、弘綱のそれぞれの生涯を描いた紙芝居を上演している。コロナ以降中止。
5. うのはな町づくり
うのはなを挿し木し、苗を育て、頒布している。
6.短歌サークル活動
「石薬師歌会」、「桐の実短歌会」「心の泉」の3つの短歌サークルがあり、短歌づくりの活動をしている。
7. 機関紙「うのはな」の発行
3月、9月(年2回) 近年は9月(年1回)
近年における佐佐木信綱顕彰会の特別事業
平成25年度 ホームページ開設。特別会員制度開設。指定管理者制検討と準備
石薬師歌会五十周年・桐の実短歌会十周年記念展示(市立図書館)
平成26年度 信綱かるた十周年記念事業
「信綱と小学生の信綱かるたイメージ画等展」(イオンモール鈴鹿)
市民信綱かるた大会
平成27年度 信綱かるた道」の歌額を14基増設し、信綱かるた道完成。記念事業を実施
佐佐木幸綱歌碑建立(淨福寺山門前)
平成28年度 「佐々木弘綱絵物語展」(鈴鹿市民ギャラリー)
平成29年度 小学生による「信綱かるたイメージ画展」(イオンモール鈴鹿)
平成30年度 松坂市教育研究会、作文部会短歌講座
東海シンポジューム 石薬師
平成31年
令和元年度 信綱祭 講演会 選者先生を囲む会 近江商人博物館との交流
令和2年度 顕彰歌会 信綱かるた会、紙芝居他
令和3年度 顕彰歌会 公益社団法人日本吟道三重連合会 吟行会で石薬師散策、
歌人信綱の勉強会
令和4年度 松坂、信綱一家ゆかりの地と鈴屋見学 岡田文化財団に補助金申請短歌募集、
個人宛に案内文書を送付 ホームぺージなどで告知
令和5年度 信綱作詞校歌調査 東海三県で35校 佐々木家の研究で四日市小杉の
光念寺訪問、桜町の佐野家訪問、鈴鹿市長沢町の長瀬神社、田上家訪問
令和6年度 顕彰歌会 鈴鹿市文化会館、170名参加、頼綱夫人の薫子様より「夏は来ぬ」
「秋の夜半」独唱 地域顕彰活動再開 信綱カルタ大会
(神戸小、石薬師小) 短歌教室(平田野中 講師 西村常任理事)
Email: nobu24@mecha.ne.jp
地元短歌会
石薬師歌会
信綱が昭和38年12月死去し、その翌年の8月有志6人で、川北一雄氏の指導のもとに石薬師歌会は発足しました。
現在会員は14名で、信綱の短歌の信条「ひろく、ふかく、おのがじしに」を確実に守っている歴史・伝統ある短歌会です。
今までに合同歌集として『白鳥三人集』『卯の花』『石薬師歌会合同歌集第一集』『山の辺の御井集』『石薬師歌会合同歌集第三集』を刊行しています。
【例会】
短歌会 | 石薬師歌会 |
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定例日 | 月1回 第4土曜日 13時〜 |
場所 | 佐佐木信綱記念館 |
会員数 | 10名 |
会費 | 6,000円(年間) |
題詠、自由詠 | 各人2首提出する |
桐の実短歌会
桐の実短歌会は、平成15年4月初心者の短歌サークルとして発足しました。
毎年歌集を発刊し、年1回バスで吟行会も行っています。
合同歌集として『桐の実短歌会合同歌集』を刊行しています。
【例会】
短歌会 | 桐の実短歌会 |
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定例日 | 月1回 第4火曜日 13時30分〜 |
場所 | 佐佐木信綱記念館 |
会員数 | 10人 |
会費 | 6,000円(半年ごと納入) |
題詠、自由詠 | 各人2首提出する |
心の泉短歌会
心の泉短歌会は、平成25年4月初心者の短歌サークルとして発足しました。
随時歌集を発刊し、年1回吟行会も行っています。
【例会】
短歌会 | 心の泉短歌会 |
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定例日 | 月1回 第1水曜日 9時00分〜 |
場所 | 鈴鹿市防災センター |
会員数 | 10名 |
会費 | 6,000円(半年ごと納入) |
題詠、自由詠 | 各人2首提出する |
賛助会員募集
一般賛助会員
1 年会費 1口500円
2 会費は、次のいずれかの方法で納入してください。
・記念館へ持参
・郵便為替で送金
・郵便貯金口座へ振り込み
口座番号 00800-5-82053
口座名義 佐佐木信綱顕彰会
特別賛助会員
1 会員は法人等を対象とし。加入後は辞退の申し出があるまで継続する。
2 会費の種類は、5,000円口、10,000円口、20,000円以上口の3種とする。
3 その他
顕彰会だより「うのはな」毎年7月号に、お名前を掲載する。
(9月発行。毎回 2,000部余配布)
顕彰会便り「うのはな」を、毎号進呈する。
特別賛助会員名簿
特別賛助会員の名簿を以下に掲載しています。
一般賛助会員・特別賛助会員の入会に関しては、下記“問い合わせ先”にご連絡ください。
Email: nobu64@mecha.ne.jp