佐佐木信綱記念館

歌人・国文学者の佐佐木信綱は、明治5年、東海道44番目の宿駅として栄えた石薬師に生まれました。
昭和45年12月12日、信綱の生家を拠点に佐佐木信綱記念館は開館し、昭和61年に資料館が建設されました。
例年、ゴールデンウィークには卯の花が見頃です。

平成26年度から鈴鹿市の「指定管理制度」により、佐佐木信綱顕彰会は佐佐木信綱記念館の日常の管理・運営を鈴鹿市から委託されている。
佐佐木信綱記念館ならびにその収納物は、鈴鹿市の所有であり、展示企画も鈴鹿市が行っている。
佐佐木信綱記念館
住所 〒513-0012
鈴鹿市石薬師町1707-3
TEL 059-374-3140
FAX 059-374-3140
休館日 月曜日、第3火曜日(ただし、休日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
開館時間 9時~16時30分

交通アクセス(公共交通機関)

三重交通バス

近鉄四日市から近鉄平田駅行きに乗車し、「佐々木記念館前」下車
近鉄平田駅から近鉄四日市行きに乗車し、「佐々木記念館前」下車
三重交通 問い合わせ 電話 059-323-0808

近鉄鈴鹿市駅からコミュ二ティバス

コミュ二ティバス31番乗り場から「庄内」行き。佐々木記念館前下車

JR東海関西線

河曲駅下車、コミュニティバス・27番乗り場から「庄内」行きに乗車し、「佐々木記念館前」下車
徒歩の場合、河曲駅から約25分
コミュ二ティバス 問い合わせ 電話 059-382-9024

佐佐木信綱資料館

佐佐木信綱資料館
主な展示品として、信綱自筆「夏は来ぬ」の色紙、幼時の短冊、信綱歌集、遺愛品、子孫への手紙、文化勲章、写真、掛軸、著書、門弟歌集、父弘綱・門弟らの短冊、書簡など。
現在のコンクリート2階建ての資料館は、資料のより良い保存、展示を望む声に応えて昭和61年に建設されたものです。
主要著書の多くは信綱の信条「書物は読まれるもので汚れても仕方ない」にしたがい、手にとり読むことが出来るようになっています。また信綱は物を非常に大切にし、短い鉛筆も無駄にせずに使いきっていたと言われています。
毎年11月から12月にかけてテーマを定めた特別展が開催され入館者で賑わいます。
また例年11月下旬頃には県内外から数千に及ぶ歌が寄せられ信綱顕彰歌会が盛大に催されます。

佐佐木信綱生家

佐佐木信綱生家
現在、生家は外側(庭)から内部を見学することができ、
訪れた人々の心をなごませるスペースとなっているようです。
平成23年2月1日に、鈴鹿市景観重要建造物第1号に指定されました。
同年10月28日には、国の登録有形文化財(建造物)に登録(文庫・土蔵も含む)されました。

石薬師文庫

石薬師文庫
石薬師文庫は、昭和7年、信綱が還暦を記念して故郷に贈りました。
「これのふぐら良き文庫たれ故郷の里人のために若人のために」という、信綱の思いが込められています。
現在でも地域の図書館として、多くの人々に親しまれています。

土蔵

土蔵
明治8年、父弘綱が建てた。
信綱は、幼少の時いたずらをするとよく土蔵に入れられたとのエピソードが残っている。
現在は、内部を改造してテーブル、いすを置き、鈴鹿市内の風景を映像でご覧いただけます。ゆっくりとくつろげる空間となっています。

佐佐木信綱記念館の周辺

佐佐木信綱かるた道

佐佐木信綱記念館は東海道・石薬師宿にある。この石薬師宿の北端から南端までの約1・8キロの間を「信綱かるた道」とし、信綱かるた50首の歌額を掲示している。
この道沿いには旅の安全を祈願した地蔵堂、本陣跡、淨福寺、石薬師寺、一里塚などもある。往時を偲んで歩けば、信綱の歌に出会える。

淨福寺

記念館から南約百メートルの淨福寺山門前には、信綱の父・弘綱の記念碑、信綱の孫・幸綱を詠んだ信綱かるた道の歌額、幸綱が信綱を詠んだ歌額があり、佐々木家三代のモニュメントとなっている。

信綱の歌額

いきいきと目をかがやかし幸綱が高らかに歌ふチューリップのうた

幸綱歌碑

しゃくなげを愛し短歌をすずか嶺を愛し石薬師を愛したる人

佐佐木家墓地

記念館から徒歩10分弱。四日市・小杉から移った利綱(信綱から3代前)以後の墓がある。弘綱、信綱の墓は東京・谷中にあるが、信綱の墓碑はここにもあり、分骨されている。傍には「夏は来ぬ」の歌碑もある。
信綱以外の墓石は、佐々木(佐佐木)ではなく「源」となっており、源氏の系統であることがわかる。