つぎほなくいいそそくれて黙(もだ)しをりはたと落ちたる白玉椿 『常盤木』 2月のこの欄にふさわしい短歌を探していて見つけたのがこの歌である。上句に惹かれた。話 …
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明治・大正・昭和の三時代を生きた佐佐木信綱。 明治5年6月3日石薬師に生まれてから150年の歳月が過ぎました。同年生まれには樋口一葉、島崎藤村がいます。信綱の …
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ゆのさとの初春の日のうららけさはねつくおとにましる琴のね 佐佐木信綱『佐新書簡』より 『佐新書簡』は、佐佐木信綱の新村出に宛てた書簡集である。その1913年 …
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佐佐木信綱記念館は12月28日(水)~2023年1月4日(水)の間、休館となります。1月5日(木)からは通常通り開館いたします。来年度も、皆様さまのご来館お待ち …
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そそりたつMonkey(ましら)–Puzzle(たゆたひ) 眞黑き梢かがよへり海の月のぼる 佐佐木信綱『作歌八十二年』 『作歌八十二年』の昭和29 …
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み井の水くむとつどへる処女らが丹(に)の頬(ほ)に匂ふ槻(つき)のもみぢ葉 佐佐木信綱『山と水と』 歌集『山と水』に「病間四趣」と題する一群の歌がある。昭和2 …
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第51回信綱祭 第2部講演会を、下記にて開催いたします。参加費は無料、事前申し込みが必要となります。お電話かメールにてお名前、ご連絡先(電話番号など)をお知らせ …
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第51回信綱祭 第1部講演会を、下記にて開催いたします。参加費は無料、事前申し込みが必要となります。お電話かメールにてお名前、ご連絡先(電話番号など)をお知らせ …
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影うつす はつかり見れハ紙屋河 すき入れニける こゝちこそすれ 斎藤緑雨の信綱宛の書簡に見える弘綱の屏風歌 今月は信綱の父、弘綱の歌である。昭和62年より鈴鹿 …
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秋の風町かどをまがる風呂敷の中に時うつぼんぼん時計 佐佐木信綱『豊旗雲』 昭和3年、信綱57歳の作である。風呂敷の中にぼんぼん時計を包んで町かどを曲がるのは誰 …