最新情報未分類 2018年03月01日
今の世の美しきものアルミナの回転機の雪と清女は書かむ 佐佐木信綱『佐佐木信綱 作歌八十二年』 『作歌八十二年』の昭和18年3月の条に、「蒲原及び …
未分類 2018年02月01日
四十年(よそとせ)をあゆみは来(こ)しかとこしへにつららく道の数歩(すうほ)に過ぎず 佐佐木信綱 『瀬の音』 昭和12年、信綱66歳の2月の詠で、 …
未分類 2017年11月30日
ゆるぎけむ白嶺(しらね)おろしにいざいざと吹き立てられて君も来つらむ 橘曙覧 『志濃夫廼舎(しのぶのや)歌集』 今回は、橘曙覧(たちばなのあけみ …
未分類 2017年09月29日
月の色と水の光と倶に皓皓(しろ)し巌頭半夜一人の僧 佐佐木信綱『山と水と』 漢文訓読調のちょっと硬い感じのする歌であるが、信綱の歌の中ではよく知ら …
未分類 2017年07月01日
新しき家ゐに我を見出だしし移転(わたまし)の夜の清き月かな 佐佐木信綱『常盤木』 明治45年の7月に、信綱は神田小川町の家が手狭になって、本郷西片 …