梅雨に過ぎて頻(し)きふる今宵なり「テニヤンの末日」よみつつふけぬ 『佐佐木信綱 作歌八十二年』 『作歌 八十二年』の昭和二十四年、信綱七十八歳の六月の条に「 …
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遠つ世のをとめをおもひ万葉に歌のいのち思ふ千曲の岸に 佐佐木信綱『山と水と』 昭和25年、79歳のとき、5月に信濃に行ったという記事が『作歌八十二年』にある。 …
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老いてのちはたらくことを教へられかくて生きむと心熱く思ふ 片山廣子『野に住みて』 廣子の疎開先、下高井戸の暮らしは、彼女のそれまでの貴婦人然とした暮らしと、何 …
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佐佐木信綱顕彰会では、令和4年度信綱祭の締め括りとして、「令和4年度ギャラリー展」を下記の内容で開催いたします。皆様のご来場お待ちしております。
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師がいます熱海の山辺おもへども汽車に乗りえずとほき国なる 片山廣子『野に住みて』 3月19日は、信綱の門人であり、優れた歌人で随筆家、アイルランド文学翻訳家の …
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2月10日(金)10時30分から予定しておりました「学芸員によるギャラリートーク」は、諸事情により中止とさせていただきます。
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つぎほなくいいそそくれて黙(もだ)しをりはたと落ちたる白玉椿 『常盤木』 2月のこの欄にふさわしい短歌を探していて見つけたのがこの歌である。上句に惹かれた。話 …
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明治・大正・昭和の三時代を生きた佐佐木信綱。 明治5年6月3日石薬師に生まれてから150年の歳月が過ぎました。同年生まれには樋口一葉、島崎藤村がいます。信綱の …
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ゆのさとの初春の日のうららけさはねつくおとにましる琴のね 佐佐木信綱『佐新書簡』より 『佐新書簡』は、佐佐木信綱の新村出に宛てた書簡集である。その1913年 …
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佐佐木信綱記念館は12月28日(水)~2023年1月4日(水)の間、休館となります。1月5日(木)からは通常通り開館いたします。来年度も、皆様さまのご来館お待ち …